同じサンプルをQCM-D+LSPRで計測・解析することで、複雑な表面や薄膜プロセスを解明で
きます。同じ基材に吸着するサンプル Wet Mass とDry Mass 、粘弾性の変化をリアルタイムで計測可能です。
局在表面プラズモン共鳴(LSPR)
ナノ構造センサーの局在表面プラズモン共鳴(LSPR)を使用して、センサー表面近傍(30nm未満)の屈折率の微小変化(Dry Mass) を計測します。これにより、センサー表面の界面情報を極めて敏感に検出することができます。
Q-Sense QCM-D 技術
QCM-Dはセンサー表面層の「質量変化」 だけではなく、「粘性(kg/ms)」、「弾性(Pa)」、「膜厚(m)」を定量算出できる世界で唯一のシステムです。 従来QCM装置では解読できない「構造変化」を定量化し解析できます。
同時計測により、分子吸着時の構造変化と含水率(含有溶媒)の変化の計測が可能になります。
極薄膜の脂質膜の形成プロセスをより詳細に解析します。
アプリケーション例:高分子、ハイドロゲル
膜(~1mm)からの分子の吸脱着の時間、及び浸透(深さ方向)の解析ができ、吸脱着時の膨潤を分けて解析可能です。
アプリケーション例:
金属有機構造体(MOF)、高分子、ハイドロゲル、多孔質ポリマー膜
センサー表面にコートした薄膜へのガスの浸透と拡散時間、浸透メカニズムを解明します。
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