メタン・炭酸ガス・水分分析計 CH4/CO2/H2O Analyzer

The SmartFlux 2 system

渦相関測定システムが自動化に

The SmartFlux 2 system


第64回 日本生態学会大会(2017年東京)
期間:2017年3月14日(火)~18日(土)
場所:早稲田大学早稲田キャンパス


SmartFlux 2ユニットを取り付けることで渦相関法の各種補正演算をリアルタイムで、随時行い、最終値であるフラックスデータを自動記録します。 計測生データと演算データは、LI-7550のUSBメモリーか、SmartFlux 2のUSBメモリーに記録されます。 また、システムがインターネット接続されていれば、データの受信や各種設定変更など、自由に遠隔操作ができます。

ご使用の装置が、
● LI-7500RS CO2/H2Oオープンパスアナライザー
● LI-7200RS  ウェザープルーフCO2/H2Oアナライザー
● LI-7700AIU  オープンパスCH4アナライザー
上記の最新型分析装置であれば、SmartFlux 2の取り付けが可能です。

SmartFlux 2は、RS-232やRS-422、RS-485のデジタル信号入力が可能で、旧型の「LI-7500A オープンパスCO2/H2Oアナライザー」や「LI-7200 ウェザープルーフCO2/H2Oアナライザー」は、RSシリーズへのアップグレードを行えば、システムコントロールユニット「LI-7550」が最新仕様へ更新となり、SmartFlux 2を活用することができます。
(「LI-7500 オープンパスCO2/H2Oアナライザー」への取り付けや、アップグレードはできません。)

▶RSシリーズへのアップグレード情報はこちら



smartflux説明


渦相関測定でのフラックスデータの考察をするまでには、装置機材の設置やロガー等の配線、専門プログラム設計を行った後に取得された膨大な10Hz生データに対して、様々な補正処理を行い演算処理を実施して、ようやく最終フラックスデータを算出できます。
これらの非常に複雑でそれぞれの専門知識や経験から得ていた渦相関測定フラックスデータは、LI-COR社の開発したSmartFlux 2でどなたでもより簡便に取得することができるようになりました。
SmartFlux 2では、フリーソフトウェア「Eddy Pro」を用い、フラックス計算を行いデータ記録ができます。その際に行う様々な補正項を自由に選択し、一定時間間隔にてリアルタイム演算処理が行われます。
もちろん、検証のため通常10Hz以上生データは、常にUSBメモリーに記録され保存されますので、後にPCにて、Eddy Proプログラムを用い、簡単に再検証することもできます。

SMART FLUX バイオメットシステム

渦相関データを補足するための各種気象センサー類は、バイオメットデータロガーで記録し、デジタル信号化されSmartFlux 2で認識させることができます。
USBメモリーに記録をされる10Hz以上でのCO2、H2O、風速、風向などの生データと同じクロック上で、各種気象成分も記録することができます。
SmartFlux 2は、キャンベル社のCRシリーズロガーにも対応し、同時運用が可能です。
ロガーを別個に設定する必要が無くなり、データ解析がより簡便になります。

<SmartFlux 2 System 渦相関測定フラックスデータ自動算出・自動記録システム>

過去の渦相関測定システムでは、専門のロガーで多チャンネルに配線を行い、特殊なプログラミングを理解する必要がありました。またメモリーカード記録のミスなどが多く、折角のデータが一瞬で失われることもありましたが...

SmartFlux 2により、さまざまな問題が解消されました。

膨大な10Hz生データのデータ転送に時間がかかったり、データ取得後のパソコン上での補正処理や演算処理に長時間の工程は必要ありません。

デジタル信号での正確な風速成分の同時記録が行え、リアルタイムでの演算データの確認やサイトの風速風向状況の確認が簡単に行えます。 GPSセンサーが標準付属で、時間データの取得や自動同期、様々なサイトでの測定に地理情報も記録することができます。

渦相関測定システムに多い難しさや専門的なシステムの組み上げ、ソフト(ロガー設定プログラム・パソコンなどでの補正、演算処理プログラム)などの特殊知識は必要ありません。SmartFlux 2最新システムで、どなたでも簡便にシステム運用することが可能です。
研究者の方々を複雑な機器操作や様々なプログラム学習などの作業から解放し、本来の研究時間を獲得できるよう新たに開発された最新システムの提案です。

smartflux 2正面


LI-COR社の開発歴史の中で地球温暖化ガスの解析と環境改善のテーマは特に重要な位置付けで行われています。長期間安定的に分析できるCO2/H2Oオープンパスアナライザー、最新型のCH4オープンパスアナライザー、雨・霧・結露時のデータ欠損をなくすインサイチューでのCO2/H2Oクローズドパスアナライザーなどハード系統の商品開発も多種ありますが、LI-COR社のアプリケーションサイエンティストの制作したEddy Pro渦相関用演算処理と自由選択できる各種補正処理ソフトはインターネットで無償ダウンロードを行うことができ、現在では多くの学会でスタンダードな渦相関解析プログラムと認定されてきています。

LI-COR社では商品販売も目的ではありますが、多くの研究者に提供するハードとソフトで地球環境の改善を大事な仕事として日々進化しています。

いかにして世界の研究者の方々が地球環境改善への研究時間を確保できるよう様々な装置準備、演算処理時間の実行、待機時間から「解放」できるのか、その答えが今回のSmartFlux 2 Systemに使用され発売開始となりました。研究者の方々の研究考察の時間に余裕を持てるためのアイテムになることを希望して日本でも発売を開始いたします。

ロガー不要で複雑な配線やプログラムは必要ありません

ロガー不要で複雑な配線やプログラムは必要ありません

新しいECシステムでは複雑なロガーへの配線、
プログラミング、多種多様な補正解析の計算等は一切不要です。従来ではフラックス測定を開始するにあたり、まず初めに立ちはだかる高い壁がロガーへの配線や測定プログラムの構築にあります。
新しいSmartFlux 2 Systemは今までの面倒な作業から脱却し、誰でも簡単に測定できる唯一のシステムです。

usbメモリーへの生データ記録

usbメモリーへの生データ記録

最新システムでは、演算後の渦相関FLUX計算データと生データが同時に記録されます。生データは圧縮され、16GBもUSBメモリーへ約2カ月分のデータ記録が行えます。データの取得は、USBメモリーの交換のみで容易に行え、後のデータ換算も必要ありません。 渦相関の演算補正各種は、専用のソフトウェアにて自由に取捨選択ができ、測定サイトに最適な補正演算にて、FLUX結果を得ることができます。

smartEddy プロ仕様 Flux解析ユニットによるリアルタイムのFlux測定
潜熱フラックスデータ表示/風向風速データの表示

SmartFlux 2 Systemを用いれば、EddyProで行っている、水蒸気補正や密度変動補正、測器による必要な補正など、各種補正を選択した上で、Flux計算を自動で行うことができます。
EC測定は今やLI-CORの技術開発により、誰もが簡単にフラックスデータの記録解析が行えます。
全世界のLI-COR ECシステムで取得されたデータとの比較が日本で行えるようになりました。
今までにない革新的なシステムが登場しました。

インターネット回線によるサイト管理

インターネット回線を利用することにより、遠隔地からサイトの状態、測定データをリアルタイムで取得できます。 フィールドで発生した不具合などは現場で装置やデータを確認して初めて判明しておりましたが、このシステムはインターネットによって全国どこにいてもサイトの状態を管理することができます。 また、同時に複数の研究者の方々で測定データを見ることができますので、様々な研究の用途に活用できるシステムになっております。

GHG 温室効果ガスフラックス測定システムの特長

<メキシコ 太平洋沿岸マングローブ林サイトでのCH4/CO2/H2O 濃度と風速の時間変動の測定データ>


メキシコ 太平洋沿岸マングローブ林サイトでのCH4/CO2/H2O 濃度と風速の時間変動の測定データ


日の出1.5時間後の10Hzデータ。CH4を放出し、
CO2を吸収する瞬時の負の相関変動を検出しております。

<茨城県真瀬の水田での観測状況 2012年8月(京都大学 農業環境技術研究所)>


茨城県真瀬の水田での観測状況

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